楠木新

人事・キャリアコンサルタント

プロフィール

1954年、神戸市生まれ。
京都大学法学部卒業。
大手生命保険会社に入社し、人事・労務関係を中心に、経営企画、支社長等を経験。
2015年、定年退職。「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。
楠木ライフ&キャリア研究所代表。
2018年より神戸松蔭女子学院大学教授。
2022年、神戸松蔭女子学院大学教授退任。
主な著書に
『定年後の居場所』(朝日新書、2021年)
『定年後のお金―貯めるだけの人、上手に使って楽しめる人』(中公新書、2020年)
『会社に使われる人 会社を使う人』(角川新書、2019年)
『定年準備 人生後半戦の助走と実践』(中公新書、2018年)
『定年後 50歳からの生き方、終わり方』(中公新書、2017年)
『経理部は見ている。』(日本経済新聞出版社、2016年)
『左遷論―組織の論理、個人の心理』(中央公論新社、2016年)など。

講義一覧


「自分を持っていく場所を探す」ためには場数を踏むこと

定年後の人生を設計する(6)定年準備のための7か条<後編>

定年後の充実した人生は一朝一夕に手に入るものではなく、事前の準備が求められる。そこにはお金や時間だけでなく、意識の準備も含まれている。会社員時代とは異なった仕方で社会とつながる感覚を身につけ、自分に何ができるのか、自分は何がしたいかを今一度考えて、行動に移していくことが大切である。(全6話中第6話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


定年後、順調にいっている人たちの共通点とは何か

定年後の人生を設計する(5)定年準備のための7か条<前編>

定年後、順調にいっている人たちには共通点がある。それをもとに、実際に「どう行動すべきか」という観点からまとめ、定年準備のための7か条として解説する(今回はその前半講義)。大事なのは「行動様式で考える」ことだ。(全6話中第5話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


「3年一区切り」50歳から準備を始めれば3回試行錯誤できる

定年後の人生を設計する(4)定年後の社会とのつながり方

定年準備のポイントとして「3年一区切り」という考え方がある。50歳から準備を始めれば3回は試行錯誤できるということだ。会社員時代は会社を介して社会とつながっているが、退職後はそれがなくなってしまう。そのため大事になるのは、社会と直接つながる感覚を身につけることである。(全6話中第4話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


選択肢としての雇用延長をどう考えればいいか

定年後の人生を設計する(3)雇用延長すべきかどうか

高齢者雇用安定法によって定年年齢が60歳から65歳に引き上げられ、希望する人は継続雇用制度を受けられるようになったのだが、賃金が下がるなど不満の声も聞こえてくる。定年に関する選択肢が増える中、雇用延長についてどう判断すればいいのか。また、定年後のキャリアについてどう考えていけばいいのか。(全6話中第3話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


定年後の生き方…自分の居場所をどうつくるかが大問題

定年後の人生を設計する(2)「定年後の居場所」づくりのために

定年後の問題の一つに挙げられるのが、「定年後の居場所」をどうつくるのかということだ。居場所とは単に空間的な場所ということだけではなく、自分が輝ける場所という意味もある。そのためにはどうすればいいのか。お金の問題、定年後の働き方と合わせて考えていく。(全6話中第2話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


不安な定年後を人生の「黄金の15年」に変えるポイント

定年後の人生を設計する(1)定年後の不安と「黄金の15年」

「人生100年時代」といわれている現代において、定年後の人生に不安を抱く人は少なくないだろう。雇用延長で定年を延ばす人は多いが、その後の生活上の中心になるものを探しておくことが重要になってくる。時間的にも精神的にもある程度自由に動ける60歳から75歳になるまでの「黄金の15年」を有意義に過ごすため、いつ頃から準備を始めたらいいのだろうか。(全6話中第1話)
※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)