伊藤充

新潟青陵大学 福祉心理こども学部 特任教授

プロフィール

新潟青陵大学 福祉心理学特任教授構特任教授
新潟県新聞活用教育(NIE)推進協議会会長

新潟大学教育学部を1974年に卒業後、新潟県内公立小学校教諭、新潟大学教育学部附属新潟小学校教諭、新潟県教育庁総務課係長、新潟市教育委員会学校指導課長などを経て、新潟市立新潟小学校長を最後に退職。その後、新潟市教育委員会教育政策監を勤め、現在新潟大学特任教授。

専門は学校経営、教師論、授業論、新聞活用教育、日本近世史。特に知識と体験の融合による授業を推進し、新潟市と新潟市教育委員会が進める「アグリ・スタディ・プログラム」を主導した。

著書として
『この教材・発問で歴史の授業が変わる』(明治図書)、
『新潟の街と小学校も百物語』(新潟雪書房)、
『新潟県 県民性の歴史』(新潟日報事業社)、 

編集として
『アグリ・スタディ・プログラム』
『アグリ・スタディ・プログラム改訂版』
『アグリ・スタディ・プログラム実践集 新潟発!農業体験学習で子どもの心と頭を耕す』
(いすれも新潟市・新潟市教育委員会)、

監修として
『知っておきたい新潟県の歴史』(新潟日報事業社)、
『学力を高める新聞遊び』(新潟日報社)

がある。

講義一覧


新潟市が農業体験施設アグリパークを作った理由

新潟発わくわく教育ファームの推進(1)取り組みの背景

新潟が、国内でも有数の農業が盛んな場所であることはよく知られている。そんな新潟でさらに持続可能な農業の発展を目指すべく、「新潟発わくわく教育ファーム」という取り組みを進めている。その背景には、農業への無理解に対する懸念があった。(全3話中第1話)


農業体験を学校教育に取り入れる三つの意味

新潟発わくわく教育ファームの推進(2)農業体験学習

現在、新潟市の全ての小学校で「アグリ・スタディ・プログラム」に基づいた農業体験学習が行われている。新潟大学特任教授の伊藤充氏によれば、「アグリ・スタディ・プログラム」は、「新潟発わくわく教育ファーム」の中核をなす学校教育分野の農業体験学習プランで、3つの特徴があるという。(全3話中第2話)


農業を核とした、新潟市ならではの地方創生

新潟発わくわく教育ファームの推進(3)新潟市の地方創生

「アグリ・スタディ・プログラム」の取り組みの中で、新潟大学特任教授の伊藤充氏は農家にも変化が生じていることに気付く。そして、農業を核とした新潟市の地方創生の取り組みが、全国の自治体にとっての先駆けになる、と語る。(全3話中第3話)