川嶋渉

京都市立芸術大学 美術学部美術科(日本画専攻)教授

プロフィール

<プロフィール>
1966年京都生まれ。
1989年京都精華大学芸術学部日本画科卒業。
1990年日春展入選、京展入賞、全関西展入賞、青垣2001年日本画展入選、日展入選。
1991年京都画壇日本画秀作展招待出品。
1992年いのちの讃歌出品、京展・京都市長賞受賞。
1995年現代京都の日本画展出品。
1996年第28回日展特選受賞。
2002年第34回日展特選受賞。
2004年京都市芸術新人賞、個展(日本橋三越本店・京都大丸)。
2006年京都迎賓館作品制作。
2007年個展(日本橋三越本店)。
2008年個展(アートフェア東京2008)。
2011年敦煌意象・中日岩彩画展(敦煌)。
2015年日展準会員就任。
現在、日展準会員
   京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授。

講義一覧


日本画で大切な「写意」「写生」の深い意味とは?

日本画を知る~その技法と見方(1)写実・写意・写生

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、日本画の世界で大切にすること、方法について解説する。日本画では「写意」を非常に重視するが、その写意を出力するためには「写生」が欠かせない。川嶋氏は、実はこの聞き慣れているはずの写生という言葉には深い意味があると言う。(全3話中第1話)


日本画の余白とは、見手が入り込む隙を作ること

日本画を知る~その技法と見方(2)余白のあり方

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、日本画の世界について語る。川嶋氏は日本画において「余白」というものが非常に重要だと言う。しかし、余白とは単に白い部分、絵が描いていないということではない。では、一体どうすれば見る人の共感、感動を誘う余白を生むことができるのだろうか?(全3話中第2話)


絵画のカテゴリーには「画家の目線」が関係する

日本画を知る~その技法と見方(3)画家の目線とカテゴリー

日本画家で京都市立芸術大学美術学部日本画研究室教授・川嶋渉氏が、絵画のカテゴリーと画家の目線の関係について論じる。川嶋氏は、「山水画」「花鳥画」とは、単に山や風景、花や鳥といったモチーフで区別されるものではないと言う。モチーフそのものよりモチーフとの距離感が関係するのだ。(全3話中第3話)