鳥海不二夫

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授

プロフィール

職歴
2004年7月 名古屋大学大学院情報科学研究科助手
2007年4月 名古屋大学大学院情報科学研究科助教
2012年4月 東京大学大学院工学系研究科准教授
2021年4月 東京大学大学院工学系研究科教授

学歴
2004年3月 東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム専攻博士課程修了 博士(工学)
2001年3月 東京工業大学大学院理工学研究科制御工学専攻修士課程修了
1999年3月 東京工業大学工学部卒業

研究テーマ
大規模社会データ分析
エージェントベースシミュレーションによる社会設計
計算社会科学

講義一覧


Twitterで「炎上」が発生するメカニズムとは?

ソーシャルメディアにおける情報拡散(1)炎上の仕組み

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻准教授の鳥海不二夫氏が、Twitter上で炎上が発生するメカニズムについて解説する。ソーシャルメディアの普及に伴い、情報拡散が大きな問題となっている。Twitterはリツイートの連鎖が起きやすく、他のメディアとの相互作用によって、炎上、バースト現象が起きる。(全3話中第1話)


ネットの炎上ではユーザーの偏りを認識することが重要

ソーシャルメディアにおける情報拡散(2)ユーザーの偏り

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻准教授の鳥海不二夫氏によれば、ソーシャルメディアでのバースト現象には、ユーザーの偏りが見られるということだ。オリンピックのエンブレム問題で騒いでいたのは、主に保守系のコミュニティに属する人たちだった。炎上事例において、こうしたユーザーの偏りを認識することが重要である。(全3話中第2話)


アーリーアダプタがTwitterの情報拡散のキーマン

ソーシャルメディアにおける情報拡散(3)キーマンを探せ

東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻准教授の鳥海不二夫氏が、Twitterの情報拡散のキーマンについて、解説する。多くの人に拡散される投稿を行うイノベータと、その投稿を素早くリツイートしてバーストさせるアーリーアダプタでは、後者の方が継続率は高い。マーケティングにおいて、注目すべき存在である。(全3話中第3話)