小室淑恵

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長

プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。
2004年、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー キャリアクリエイト部門受賞。
2006年、㈱ワーク・ライフバランスを設立。
2012年、TEDxTokyo スピーカーの選出される
2014年、ベストマザー賞(経済部門) 受賞

ワーク・ライフバランスコンサルティングを900社以上に提供している。
クライアント企業では、労働時間の削減や有給取得率の向上だけでなく、業績が向上し、社員満足度の向上や、自己研鑽の増加、企業内出生率の向上といった成果が出ており、長時間労働体質の企業を生産性の高い組織に改革する手腕に定評がある。

安倍内閣 産業競争力会議 民間議員、経済産業省 産業構造審議会委員、文部科学省 中央教育審議会委員、厚生労働省 年金部会委員、内閣府 仕事と生活の調和専門調査会委員などを歴任。

金沢工業大学 客員教授
アクセンチュア株式会社 D&I アドバイザリー・ボード
朝日生命保険朝日生命保険 評議員

著書は『労働時間革命 残業削減で業績向上! その仕組みが分かる』(毎日新聞出版)
『6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)、『30歳からますます輝く女性になる方法 ~仕事も結婚も子育ても何もあきらめなくて大丈夫!』(マイナビ出版)等約30冊。

「朝メール.com」「介護と仕事の両立ナビ」「ワーク・ライフバランス組織診断」「育児と仕事の調和プログラムarmo(アルモ)」等のWEBサービスを開発し、1000社以上に導入している。
「ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座」を主催し、卒業生は1100名。そのうち約500名が加盟・認定コンサルタントとして全国の都道府県で活躍中。

多種多様な価値観が受け入れられる社会を目指して邁進中。ヘルパー2級の資格を持ち、介護のボランティアも定期的に行っている。二児の母でもあり、充実したワーク&ライフを過ごす活動的な女性として支持を得ている。

講義一覧


人口オーナス期の日本がいま行うべき「働き方改革」とは

経営戦略としての働き方改革(1)人口ボーナス・オーナス

アベノミクスの成長戦略の一つである「働き方改革」のもと、多くの企業が長時間労働の是正を迫られている。中でもポイントとなるのは「女性活躍」である。株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長・小室淑恵氏が、世界の実情と日本が成功するためのポイントを解説する。第1回目の今回は、働き方改革を進める上で基本となる「人口ボーナス・オーナス」という考え方についてだ。(全3話中第1話)


団塊ジュニアの出産適齢期に働き方を変えないと日本沈没!?

経営戦略としての働き方改革(2)経済発展しやすいルール

2016年に女性活躍推進法が施行され、女性役員を大幅に増やしている企業もあるという。企業が人材をふるい落としていた時代は終了し、優秀な人材に選ばれる企業と選ばれない企業が二分化していくと考えられるからだ。株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長・小室淑恵氏が、人口ボーナス期から人口オーナス期への戦略転換を成功させるためのポイントを解説する。(全3話中第2話)


働き方改革4つのポイント!重要なのは管理職の意識改革

経営戦略としての働き方改革(3)企業事例にみる改革成果

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長・小室淑恵氏が、「働き方改革」のためのマネジメント手法とチームでの具体的な取り組み方、そしてそれを実践した企業事例を紹介する。小室氏は、その事例から多くの企業が抱える根本的課題を指摘、抜本的解決方法に言及する。小室氏のメッセージから、「ワークとライフは時間を奪い合うものではなく相乗効果の関係にある」というワーク・ライフバランスの本質を、ぜひつかんでいただきたい。(全3話中第3話)