世界探訪シリーズ<沖縄>


アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割

沖縄問題を考える(1)普天間基地移転問題の発端と日米の思惑

沖縄問題を考えるとき、アメリカの世界戦略と沖縄の歴史的役割を理解する必要がある。普天間基地の移転問題の契機となった事件から、沖縄、日本政府、そしてアメリカの動きと思惑について語っていく。(全6話中1話目)


戦争をせずに基地移転を承認するのは世界史でも異例

沖縄問題を考える(2)橋本・クリントン会談と名護市民投票

普天間基地移転問題は橋本・クリントン会談で進展するかに思えたが、沖縄県知事の発言で頓挫。そこで注目されたのが名護市の市民投票である。移転先として政治闘争に巻き込まれる市民の様子とリーダー達の想いを語る。(全6話中2話目)


沖縄米軍基地移設「最低でも県外」とは何だったのか?

沖縄問題を考える(3)名護市長との議論と鳩山首相の発言

基地移転の問題について、名護市長と島田晴雄氏はどのような議論を交わしたのか。また民主党政権時代、鳩山首相の発言によって沖縄県民がどれほど怒りを覚えたのか。当時の様子を振り返りながら詳しく状況を語る。(全6話中3話目)


言語学者・伊波普猷のエピソードにみる当時の沖縄社会

沖縄問題を考える(4)沖縄の歴史:琉球王国と明、明治時代

歴史から考える沖縄問題。数百年、中国・明と良好な関係にあった琉球王国が薩摩藩の支配を経て明治日本で県に組み込まれていくまでの沖縄の歩みを、当時の沖縄の人たちの意識とともに追跡する。(全6話中4話目)


ひめゆり学徒隊の壮絶さが物語る沖縄戦の悲劇

沖縄問題を考える(5)沖縄の歴史:太平洋戦争

歴史から考える沖縄問題。今回は太平洋戦争での沖縄戦で、日本のため犠牲になった嘉手納、糸満、那覇に焦点を当てていく。そこで起きた悲劇に迫りながら、沖縄のために命を懸けた人たちの姿と悲痛な想いを伝えていく。(全6話中5話目)


安全保障は心の問題―国民が沖縄の歴史を知ること

沖縄問題を考える(6)沖縄の歴史:戦後の沖縄と安全保障の考え方

歴史から考える沖縄問題。島田晴雄氏が戦後の沖縄を語る。米軍統治下で厳しい生活を強いられた沖縄が、返還後も期待を裏切られ、積年の不満は基地問題へと繋がっていく。いま日本の防衛、安全保障の根幹を担う沖縄に対し、何をすべきか、考えていきたい。(全6話中最終話)